自分を理解してくれるのは自分だけ~心の断捨離~

ここでいう断捨離とは、物質面の不要なモノを手放すことだけではなく、自分の心と向き合って、いまの「自分を幸せにしない考えや思いを手放す」こととします。

 

「自分と向き合うってどういうこと?」という方にひと言で伝えるなら、自分の感情との対話になります。

 

■自分の感情との対話(きっかけ)ココロの断捨離

~暗い話なので苦手な人は***はスルーしてください~

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私は30代の頃、職場の人間関係からの影響で「自律神経失調症」になりました。

会社の前に行くと強い吐き気で出勤が困難になり、不眠も続いていました。

 

きっかけは、慕っていた会社の先輩から存在自体を全否定される言葉。

苦しくて、苦しくて、自分を責め続け、自分で自分を追い込んで病気に。

傷病休暇を頂けたのですが、急な職場復帰を求められ退職しました。

 

真剣に向き合っていた仕事でした。自宅に帰ってからも勉強し、必死にそのスキルを身につけようとしていた仕事だったので、とても悔しかった。(奪われたと思った)

 

自分とは無縁と思っていた心の病気。

自分が嫌で苦しくて、生きていても家族に迷惑をかけるだけ。

私なんか生きている意味がないと思っていました。

 

自律神経失調症」や「うつ病」について生まれて初めてネットで情報収集をし、何年も苦しんでいる方々もいることも知りました。

 

処方されたお薬が効いている時だけ何も考えずに眠れ、目が覚めると苦しみが襲ってきます。自分の心に沸き起こるどうしようもない憎悪と自分を責める気持ち。

 

自分の尊厳を守りたかった私は、誰かに当たり散らすこともできないので、泣き叫ぶしかなかった状況でした。

 

「治したい!」「いつもの自分に戻りたい!」そんな思いから自分の感情をノートに書きなぐったのが「自分と向き合う」きっかけになりました。

 

書いて、少し楽になって読み返すことができたとき、自分の苦しみについて理解するという機会に恵まれました。(醜い感情を吐き出したので、嫌いな自分を受け入れる準備ができた)

 

思ったこと、感じたこと、心の思うままに書く。とにかく書く。

 

書いて落ち着いたら、どうしてそう思うのか、自分に質問をしていくこと。

質問していくと、過去の自分が気付いてほしかった気持ちを知ることもあります。

 

私の場合、自己肯定感の低さが生み出したもの(原因は自分にある)と思えるようになりました。自分だけが悪いということではなく、自分自身で変えられることに気が付けます。

 

この病気がきっかけで、自分の心と向き合う大切さを知りました。

 

私の経験を通し、少しでも同じように苦しんでいる方々のお役に立てれば幸いです。

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頑張り屋さんは、自覚なく頑張っていたこと無理していたことに気がつけます。

言いたいことが言えない人は、どうして言いたくても我慢しているかがわかります。

諦められなくて苦しい人は、執着してしまっている原因と向き合うことになります。

 

わかるまで、深堀して質問をしていく、疲れたら休む(寝る)。

自分を幸せにしない考え方や感情を手放し、ついでに家も片づけてスッキリしよう!

 

【人生の教訓】自分を理解してくれるのは自分だけ